ひとりぼっち

あの子が 泣く

いじめられる といって 泣く

好きな人と 別れて ひとりぼっちだと 言って 泣く

ちがうのに ちがうのに

わたしも いるのに あのひとも いるのに

でも あの子の 心の 空洞は

暗くて 深くて・・・

わたしでは うめられないのかも しれない

好きな人と 別れるといった あの子

そう決めた あの子の 心は

少し 強くなっていると思う

心細さで 気づかないかも しれないけど

自分で自分を 受け止めようと 必死なのでは・・

いや、気づいているのかもしれない

気づいていて でも 不安で不安で

泣くのかもしれない

だいじょうぶ

あの子は その不安が すべてではないと 感じることで

自分の力を信じて 歩き出すだろう

冬に咲いた あの 白いバラのように

あの子に 温室はいらない 豊かな土壌と 暖かい肥料で

しっかり根を張らせ そして 咲く

あの 白い バラのように