パレッ〇

今日、パレッ〇の新年会がありました。パレッ〇とは、地域で読み聞かせをしている、とってもゆるーいボランティアグループです。毎月1回小学校に絵本読みに行き、気が向いた時に保育園に行き、何よりも何よりも、地域の図書館と連携して絵本作家さんを呼んでイベントをするという興業まで手がけている団体です。わたしは、あまり役に立たず、何とかご一緒させてもらってる一員ですが、何のルールもなく、できることをできるようにするというスタンスがとても居心地良く続けさせてもらってます。集まると、いろんな面白い話題にいっぱい笑わせてもらってます。今日は、お葬式の話で盛り上がり、こんなんあったよ、こんなことあったよという話で、へー、そんなことあるんや、等々世の中、小説よりもおもろいこといっぱいやなと実感しました。

なぜ、絵本ボランティアをしているか・・・。

告白しましょう。数年前近所の高校生の女の子が自殺したのです。わたしはあんまり面識はなかったのですが、知っている子どもさんでした。なんで・・・。勿論お通夜に行きました。なんで死ななあかんかったのか・・・。自問自答です。でも、もちろん答えはわかりません。お通夜の場に立っているときになぜかふつふつと「絵本読まなきゃ・・。」という思いがわきあがりました。なぜ絵本なのかわかりませんが、若い命を絶たせちゃいけない、絵本・・・・・。ただただ思いつきでしかないかもしれませんが、そう思ったのです。死ぬほど思いつめることなんてないよ、絵本のふざけた世界、ファンタジーな世界、人間味ある世界、そんな世界を子どもたちに知らせなきゃとなぜかそう思ったのです。その頃、小学校では朝の読書時間などが流行っていて、地域の小学校でもボランティアで絵本を読むことが始まっていました。とにかく、そこの団体に「絵本読みたいんですけど」と連絡して、仲間に入れてもらった次第です。仕事しているので平日の小学校の読み聞かせには行けませんが、土曜保育の場に行って、絵本読んでます。読み聞かせって、空気が変わるんですね。子どもたちが絵本に引き込まれている瞬間がわかるんです。その醍醐味は何とも言えません。心の動きが感じられる。その瞬間のために読んでいるようなもんです。

読み聞かせが始まっていろんな方が読みたいと参加されました。でも、忙しさもありいろんな方が離れていかれました。そんな中で今残ったのが「パレッ〇」のメンバーです。くだらないこと言い合いながらの付き合いですが、みんな「子どもたちに絵本という媒体で何か残したい」という心の根底を流れる思いが一致しているように感じています。だれもそんなことは語りません。「こんなことしたい」「あんなことしたい」って誰も語らないけど、お話の世界の魅力を実感しているメンバーだと思います。

この団体を引っ張ってくれているNさんの魅力は大きいです。物おじしない話し方、細かいことにこだわらない大らかさ、イベントを切り盛りする実行力。でも、そのリーダーに従う雰囲気はなく、メンバーの一人一人が対等に運営してる感があります。ほんとにそれぞれが得意な分野があって一人一人が大切な存在です。わたしが一番芸無しかも・・・って思っているくらいです。

子どもが同級生という縁で結ばれた仲間ですが、地道にできることをやっているおばちゃん仲間。第三の世界はとっても重要です。

ありがとう、パレッ〇のメンバーさん、今年もよろしくお願いします。